©The Estate of Jeanloup Sieff/G.I.P.Tokyo

ジェーン・バーキン
「ハーパース・バザー」ローマ 1966年


ジェーン・バーキン、今年のフランス映画祭代表団団長として来日した彼女が、まだ二十歳前に撮影された『ハーパース・バザー』のモード写真。大人っぽい強い個性が伺える。ビートルズが見えるこの写真は、「パロデイストリーの演出でビートルズそっくりさんグループと一緒に若いジェーンを撮ったことがある」とシーフ自身が生前に語っていた作品のうちの一枚だろう。未発表作品として公開された。シーフはその後バーキンのポートレィトや「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」でスキャンダル時のセルジュ・ゲインズブールと強烈なカップルショット、女優になった娘のシャルロット、ゲインズブール最後のパートナー,バンブーなどバーキンをめぐる個性的なパーソナリティを作品に残した。バーキンは年齢を重ねてもキュートで不思議な存在感があり、歌声は弱々しく、崩れるように、そして危うい。英語なまりのフランス語も彼女のチャームポイントだ。

写真解説 倉持和江(ジー・アイ・ピー)


SANKEI EXPRESS 3月28日〜4月3日連載の抜粋転載



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