©The Estate of Jeanloup Sieff/G.I.P.Tokyo

ジェーン・シュリンプトン
「ハーパース・バザー」1964年


ジェーン・シュリンプトン(1942年生まれイギリス)は60年代「ヴォーグ」や「ハーパース・バザー」など世界的なモード誌に最も多く登場し、有名写真家に最も多く撮られた売れっ子トップモデル。くりくりした目の可憐な少女モデルだったジェーンをデビット・ベイリーが最初に見つけ檜舞台にあげた。ベイリーの作品のミューズとなったのは有名な話である。美女につきものの艶聞、恋の狂騒は事欠かなかった彼女は現在パートナーとロンドンで幸せに暮らしているという。このポートレイトは1964年シーフによって撮影された。シュリンプトンは22才、当時流行のてんこもりのつけまつげのアイメイクで、きりっとした瞳でポートレイトの印象を強める。ファッションのモデルが衣装を見せず、顔面アップで大胆に切り取ったシーフのしたたかさも伺える。3年後、シーフはこのシュリンプトンとともに「ヴォーグ」誌を飾るファッションモデルにもなった。豪華ヨットに乗り込みハンサムな好男子シーフが美女とバカンス。これを撮影した写真家は、活気溢れる、ばりばりのリチャード・アヴェドンだった。

写真解説 倉持和江(ジー・アイ・ピー)


SANKEI EXPRESS 3月28日〜4月3日連載の抜粋転載



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